念願の槍ヶ岳山頂へ立つ
めざせ槍ヶ岳、ということでこの半年スキルを磨いてきて、9月7日に念願の頂に立つことができた。
前日に新穂高から槍平へ登ってソロテントに泊まる。
夜半の大雨で睡眠不足、小雨の残る中を飛騨沢コースを行けるところまでという厳しいスタートなったが、予報は回復。
樹林帯を抜ける頃には雨も止み、ガスが切れてくる。
そして肩の小屋へ登り着く頃には穂先が姿を見せるようになり、一同歓喜。
休憩がてらしばらく待つとすっかり晴れて、いざ出発。
鎖、梯子が連続する岩場の登りに緊張するが、気力で山頂へ。
祠のある狭い山頂だけに四周のアルプスの山並みばかりか、眼下に肩の小屋も一望でき、高度感たっぷりの素晴らしさ。
ここをめざして頑張ってきただけに、みんなの顔は満足感にあふれていた。
下りは岩に慣れたせいか、余裕も出て足取りがいい。
ともあれいいトレーニングということで、リーダーから細かい指示が飛ぶ。
肩の小屋からは西鎌尾根コースを千丈乗越まで展望を楽しみながら下って、飛騨沢へ。
小雨の往路とはちがい、青空の下で気分は最高。
南岳、北穂、涸沢岳や奥丸山に囲まれた槍平キャンプ場へ戻り、祝杯を上げ車座になって食事会。
みなさん、お疲れさんでした。
また次の目標めざして頑張りましょう。
またこれから山を始めようと思っている人は10月例会スタートがベストですので、ふるってご参加を。
笠ヶ岳と抜戸岳へ見事登頂!
晴れ男晴れ女揃いということで、登山の日は晴れ、その前後は雨という天候であった。
テントサイトのわさび平キャンプ場はブナ林の中で快適。
急坂続きで手ごわいと評判の笠新道を登るが、道はよく整備され、ブナ混生林の森は美しく軽装のつばさ登山隊は順調に歩を進めることができた。
樹林帯を抜けると乗鞍岳、焼岳、穂高岳、そして槍ヶ岳が次々と姿を見せ、歓声が上がる。
抜戸平はカールとなっていて一面のお花畑。
稜線に出て、笠に向かう前に抜戸岳を往復する。
なぜかこの山頂に立つ人は少なく、貸切で山頂の憩いを楽しむことができた。
分岐へ戻り笠ヶ岳をめざす。
ゲートロックの抜戸岩を通りひと登りすると笠ヶ岳山荘であり、ひと息入れて山頂へ。
予定通り12時前に到着。
やればできる、さあ次は槍ヶ岳だ。
つばさ登山部は登った後も楽しみは続き、翌朝新穂高へ下山後はリーダーダンジョ―イチオシの露天へ貸切で入り、教育者篠原無然の資料館、日影平山展望台、そして高山ではイチオシラーメン店とまちなみ散策で山旅を終える。
山よし、ソロテントよし、麓よしであった。
次回槍ヶ岳チャレンジは9月6日(土)から8日(月)、みなさんもチャレンジしてみませんか。
梅雨の合間に見事経ヶ岳登頂。次はアルプスへ!
ソロテント行経ヶ岳は少人数催行となりましたが、狙い通り梅雨の合間に雨にもあわず快適に、ソロテント泊を楽しみ、ササユリ、ニッコウキスゲの咲く経ヶ岳へ登ることができました。
みなさん元気で、前日は足慣らしがてら隣の法恩寺山伏拝にも登ることができ、つばさ登山部の実力をいかんなく発揮。
登山口展望台脇にデビューしたドマドームのソロテント村ですが、法恩寺山下山直後から夕暮れまで続いた雨が上がるのを待って設営し、翌日は夜明けとともにスタートして写真を撮る間がなくて、お見せできないのが残念です。
居住性の優れたものを使ってのテント泊は余裕で夕暮れ、星空、夜明けが存分に楽しめて、初体験の人も大満足。
山もササユリばかりかニッコウキスゲも多く咲いていて、素晴らしいものでした。
ブナ林、岩尾根、草原、湿原、谷道と、変化に富む山道を楽しく闊歩することができました。
これでアルプストレーニングも万全です。
8月2日からの北アルプス笠ヶ岳2泊3日ソロテント行がますます楽しみとなってきました。
経ヶ岳デビューができなかった人はそれまでに別途トレーニングの機会を設けますので、気軽にご相談ください。
安全快適、みんなで力を合わせて登るつばさ登山部は、多くの仲間を募集中です。
7月例会はいよいよソロテントデビュー白山経ヶ岳です。
音羽山、権現山・ホッケ山、武奈ヶ岳、岩籠山と例会でスキルを上げてきて、5日(土)6日(日)の7月例会はいよいよソロテントデビュー、白山経ヶ岳です。
デビューしない人向けの集合テントも用意しますから、寝袋さえあればだれでも参加できます。
経ヶ岳の標高は1626mで、今までにない高さとなります。
この山を選んだのは、何といっても白山の展望と稜線一面に咲くササユリ。
古い火山ということで草稜、岩稜、火口跡の湿原、広大なブナ林と変化に富んでいて、近くの百名山荒島岳以上におすすめの山です。
林道登山口が900mというのも、だれもが無理なく楽しめるこの山の魅力です。
一日目は豪快な弁ヶ滝などを見て林道登山口展望台へ。ここでテント泊し、二日目は軽装で唐谷川コースから経ヶ岳へ登り、中岳、杓子岳、保月山と縦走して登山口展望台下山の、とっておき一周コースを予定しています。
これまでの例会には都合で参加できなかったが、ぜひ行きたいという方は遠慮なくご一報ください。
リーダーダンジョ―の高島、余呉、北山分水嶺などのトレイルツアーに参加したことのある方も大歓迎です。
8月9月の笠ヶ岳、槍ヶ岳に向けての準備山行となりますので、ふるってご参加を。
7日に岩籠山でお会いしましょう!
新緑がきれいな季節になりました。
上の写真は東側三方ヶ岳孫持山からのものです。
岩籠山(いわごもりやま)は敦賀三山のひとつで、標高は765mと高くはないので手軽にだれでも闊歩できます。
花崗岩の山で、美しい谷の道や露岩の様子から名づけられたインディアン平原ありで変化があって楽しい山です。
山頂からの敦賀湾・若狭湾の絶景やブナ林も見事で、とてもおすすめ。
アルプストレーニングにも最適です。
リーダーダンジョ―も昔からこの山を駆け巡って、岩がちな道に慣れ親しんできました。
冬のスノーシュー登山、南の高島トレイル乗鞍岳からの道なき尾根歩き、さらには国道の反対側の中央分水嶺に道を拓いての余呉トレイルと、今も春夏秋冬楽しませてもらっています。
スタートの疋田は古代三関のひとつ愛発(あらち)越や深坂峠の敦賀側入口で、歴史好きには興味深い場所です。
今回のコースはこれらをすべて楽しめる快適な一周コースですので、多くのご参加を。
遠方の方は湖西線和邇駅7:29に来ていただければ、ご一緒も可能です。
下の写真は乗鞍岳方面からの4月中旬のものですが、遠くの峰が山頂、左が夕暮山で、登ってみたくなる姿をしてると思いませんか。