雨のち晴れの南ア光岳ソロテント行
御池岳隕石クレーター展望台のあるシラビソ高原泊でアルプス大観どころか雨に降られ、翌朝下栗の里から北股渡へ移動し林道を歩き易老渡から尾根に取り付きました。
濡れたテントでザックが重く登りは大変でしたが頑張って易老岳を経て光岳小屋キャンプ場へ。
静高平までのとどめの登り返しを頑張った後の、水場の冷水の美味しかったことといったら言葉にならないくらいでした。
終日ガスが濃く小雨が降ったり止んだりで、翌朝も変わらないなかを光岳・光石を往復してテントサイトへ戻り撤収が終わる頃に素晴らしいドラマの始まりです。
空が明るくなったかと思うとガスが一気に切れて、大沢岳、兎岳、赤石岳、聖岳、中河内岳、茶臼岳、イザルガ岳そして富士山が次々と姿を現し感動の大パノラマ。
木のない円頂のイザルガ岳へ移動するとここは貸し切りで、展望はさらに広がり中央アルプスや笊ヶ岳、伊豆半島の山まで望め、振り返ると先に登った光岳がやさしい姿を見せてくれます。
青山つばさ登山隊はふだんの行いがいいようで、こうして雨、雨、そして晴れでアルプス南端の山光岳ソロテント行もハッピーエンドです。
三吉ガレの草原でゆっくりした後は来た道を下り、面平で至福のコーヒータイムを取った後の急坂はくたびれた足をかばいながらゆっくりと進みました。
みなさん大変お疲れさまでした。
次回8月12日の例会は涼を求めて秘密の谷からインディアン平原ダイレクトの岩籠山、手軽に楽しめる谷道歩きですので多くのご参加を。