南駒ヶ岳から空木岳へ
猛暑のなかの厳しい北沢尾根ですから南駒ヶ岳往復もやむなしの状況でしたが、木曽側伊奈川ダム下ソロテント村を早朝に出発して北沢尾根の細道を南駒ヶ岳へ登り百閒ナギ避難小屋に泊り、赤梛岳を経て空木岳へ登り木曽殿越をうさぎ平に下るという、みなさんの頑張りで素晴らしい山行となりました。
どちらの山頂もほぼ貸し切り状態で登り下りですれちがう人も少なく、百閒ナギ避難小屋もゆったりでき、南アルプスの朝焼け、快晴の空木岳からの大パノラマは圧巻で、夏山最盛期でありながら静かなアルプス堪能です。
天水のみの避難小屋ですから多めに水を担いでのハイマツブッシュと岩の尾根の登りは予想以上に大変でした。
さらに帰りのウサギ平からの林道歩きは長いものでしたが見事両山踏破の後ですからいいペースで歩き通すことができ、余裕で帰路につくことができました。
大変お疲れさまでした。
次回は9月21日(土)22日(日)は北アルプス針ノ木岳です。
大沢小屋野営地(ソロテント泊)から軽装で、日本三大雪渓針ノ木雪渓を登り劔立山絶景の山頂へ立ちたいと思いますので、多くのご参加を。
台風に負けず雨飾山登頂!
台風太平洋岸通過ということで催行です。
予想通り日本海側は大崩れもなく道中を楽しみながら小谷温泉へ。
雨飾山の雄姿を見上げ、足慣らしにブナ林の鎌池をひとまわりして登山口のキャンプ場にソロテント村を作ります。
夜から雨でしたが早朝出発前には上がり、意気揚々と雨飾山をめざします。
ブナ林を抜けて荒菅沢へいいペースで、雪渓と布団菱の岩峰に霧がかかり
歓声が上がります。
岩尾根の急登を頑張ると笹平、霧が切れるのを期待してここからシモツケソウやミネウスユキソウ、ハクサンフウロなど多くの花が咲くなかをゆっくりペースで山頂へ立ち、さらに新潟頂上、長野頂上を行き来しながら待ちましたが晴れず、残念。
荒菅沢まで戻って大休止、雪渓脇に人知れず咲くサンカヨウやニリンソウを楽しみます。
疲れた足を引きずりながらキャンプ場へ戻りブナ林の露天風呂へ直行、
頑張って登った後は至福です。
お疲れさまでした。
次回は8月10日~12日中央アルプス南駒ヶ岳、登山口ソロテント泊で軽快に登りたいと思います。
多くのチャレンジャーをお待ちしています。
木地山から百里ヶ岳をひとまわり
晴れ渡る青空の下でとっておきの東尾根を登ることができました。
山頂近くまで上がると琵琶湖とその周囲の山の大パノラマが広がり、その北に真っ白い白山もはっきりと望めて、みんなで大喜び。
ブナ林を抜けて一等三角点山頂に着くと、珍しく人影もなく貸し切りで至福のランチです。
その勢いでシチクレ峠から南谷右岸尾根を下ります。
登った百里ヶ岳を望みながら長い尾根を進むのは楽しいものですが、長丁場でちょっと疲れが出てきたところで展望ポイント到着、元気になってひと頑張りで倒木とユズリハジャングルを抜けて木地山ゴールです。
皆さん、お疲れさまでした。
しっかりと見せてもらった白山、スキルを上げて登りに行きましょう!