天気予報の話
週末の飛騨川上岳ツアーは台風接近のため中止となりました。残念。
私たちは雲の動きや気圧配置を見て、山の天気を予想します。
しかし台風だけは読めないです。台風の進路は不規則で、突然どう変わるか気象予報士さんでも予測するのは非常に難しい。
今回の台風12号はまさにそれ。3日前までは北関東から東北地方に上陸しそうだと言われていましたが、木曜日に突如Uターン。まさかまさかの西向きに進路を変えました。
いくらなんでもこの動きは予測不可能でした。観測史上初の西進だったとか。
とにかく慎重に行動するしかありませんでした。
次回は8月18日(土)から19日(日)に木曽駒ヶ岳に参ります。
皆さんのご参加をお待ちしております。台風さんだけ歓迎しません。笑
憧れの千畳敷カール。青空で撮影と行きたいです。
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テント登山、はじめました
間違えた。
テント登山、はじめました!
青山つばさ登山会のサブリーダーコシミチです。
今年も梅雨明けとともにテント泊登山シーズンが始まります。
青山つばさ登山会では「テント担いで縦走だ!」ってことは滅多にしません。
基本的には車の横でテントを張り、翌朝軽装で日帰りアタック!
その日のうちにテント場まで戻ります。
7月は飛騨川上岳&天空遊歩道。
夏の山小屋泊ではどなたも窮屈な思いをされた経験がおありではないでしょうか。
しかしテント泊なら快適、涼しいです。
我々は基本的には「ソロテント」なので個室(!)なのであります。笑
日帰りでは楽しめない、夕陽、満点の星空、缶ビール、ご来光、朝の澄んだ空気。
そして涼しく気持ちよく朝の山を歩くことができます。
※昨年のテント泊一例:
テント泊未経験の方もぜひご相談ください。
食べ物はコンビニ弁当とカップラーメンでもなんとかなります。
テントレンタルもございます。
気軽におたずねください。このブログにコメントくださっても結構ですよ。
ぜひ!朝の山をお楽しみください。
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6月例会は好天の雨乞岳
青山つばさにふさわしいこの山の登り方は、静かで変化に富む奥の畑谷清水頭ルートです。
足取りも軽やかに奥の畑へ到着ということで、余裕で清水頭ダイレクトルートを登ることができました。
朝のガスもドンピシャで晴れわたり、草稜ごしの雨乞岳ばかりか琵琶湖、綿向山、鎌ヶ岳など圧巻の大パノラマです。
昼食後は細道をたどりササをかき分けて雨乞岳山頂へ立ち、池もしっかり見届けて杉峠へ。
途中の露岩で琵琶湖展望を楽しんでいると、谷向かいの岩場にサルの群れとシカが愛嬌をふりまいてくれるサプライズもあり、ほっこりした気分で千種街道の峠道を下ります。
登りの奥の畑といい下りの古道といい、雄大なこの山にふさわしいものでした。
次回7月例会はいよいよアルプスを見ながらの登山口ソロテント行、中央分水嶺川上岳(かおれだけ)です。多くのチャレンジャーをお待ちしています。ソロテントレンタル
あり、デビューの人も大歓迎です。
何もない山の素晴らしさ
青山つばさ登山会のサブリーダー越道(コシミチ)です。
今日は山に「あるもの」と「ないもの」のお話です。
あるものは自然と美味しい空気です。
以上! どん!!
世界中の全ての山に必ずあるものはそれだけでしょ。
三角点がない山だってありますし。
逆にないものはいっぱいありますね。
まずトイレ。
そして水場。
あるところにはありますけど、ほとんどの山にはありませんよね。
大勢の登山家が訪れるような山には夜をしのげる「避難小屋」なるものもございます。
普通は無人でトイレ無し。
トイレが付いた避難小屋・・・私のイメージでは全体の30%くらいか?もっと低いですか?
気の利いた小屋にはペットボトルのお水も備えられています。
でも元気な人は飲んじゃダメですよ。
山で困った人のための飲み水ですから。
むしろ元気な人は自分の水を避難小屋に置いて立ち去るくらいの優しさが欲しいですよね。私はやったことありませんが・・・
青山つばさ登山会ではテント泊の山行も予定しています。
テント担いで双六岳を縦走だ!って感じではなく、
ふもとのキャンプ場にテントを張って翌朝、軽装でアタック!
という感じが多いです。
高い山にアタックする時は、中腹の山小屋まで頑張って歩いたりもします。
そこでテント泊。
寝るのは個室。
トイレと水場もあるところを選んで泊まります。
売店まであるとラッキーです。テントで冷え冷えビール。
ただし山頂の山小屋で買う缶ビールは貴重なんですよ。
ふもとからビールを担いで上がる人もいれば、ヘリコプターで運ぶ小屋もあります。
物流コストが半端じゃありません。
山には車もないのですから。
↑この売店は非常に良心的です。ありがたいです、槍ヶ岳山荘さん。
トイレ有料も当たり前ですよ。ありがたく利用させていただきましょう。
あと携帯話もないところがほとんどです。
山には日常生活で当たり前なものがほとんどありません。
電気もガスももちろんないです。
・・・
だからこそ山は楽しいんです。
行ってみた人にしかわかりません。
雨がやんで晴れただけでどれだけ気持ちがいいか。
下山してお風呂に入った時、どれだけ気持ちがいいか。
自宅のスイッチ一つでお湯が沸く環境がどれだけありがたいか。
よくわかります。
私が好きなのは雨の日にカッパとザックがびちょびちょになった時。
テントに戻り、厳重なビニール袋の中のカラカラに乾いた下着に着替えた時。
「なんて幸せだ!!」
と毎回思います。
山で下着を着替えたことのある人にしかわからない達成感です。笑
山には人工物は何もありません。
水道がない、エアコンがない、車も携帯もない・・・
そういう環境に身を置くことが「気持ちいい」です。
ぜひ未経験の方にもこの爽快感を楽しんでもらいたいものです。
おしまい
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名もなき山の素晴らしさ
前回は道なき道の話でしたが、今回は「名もなき山」の話です。
本当の「名もなき山」というのは数が少ないです。
ここで言うのは「知名度の低い山」という意味です。
青山つばさ登山会では誰もが知っているような名山に行くこともありますが、いつもの日帰りの山行ではあまり有名でない山に行くことが多いです。
なぜか?
静かだからです。笑
自然がいっぱいだからです。
有名な山で朝から晩まで「こんにちは、こんにちは」と言い続ける山も悪くありませんよ。
でも私達は「できれば山を独り占めしたい」と考えています。
いえ、独り占めはちょっと違いますね。
「静かに歩きたい」という意味です。
素晴らしいんですよ。静かな山は。
自然と一体になれます。
名山に行きますと声が大きくて賑やかな団体さんが時々いらっしゃいますよね。
私達はできれば山で賑やかな方々とお会いしたくありません。
静かに歩く方々とはお会いしたいです。
私達もアルプスに行きますし、白山にも行きますよ。
百名山に興味もありますよ。
しかし静かな山もいいものです。
青山つばさの例会では私達以外の誰とも山で出会わないことがほとんどです。
そういう静かな山を歩きますし、他の人が歩かないルートを歩きますから。
今、青山つばさ登山会と花背交流の森とで、京都の北山分水嶺を歩く「北山分水嶺クラブ」というイベントを毎月2回開催しております。詳細はこちら
峰床山とか小野村割岳とか有名な(?)山にも出かけますが、どちらかというと京都以外の方にはなじみの少ない山へと出かけることが多いです。
中には本当に「名前のついていない山」もあり、私達でその山に名前を付けて楽しんだりもしています。
地元の方は谷にはもれなく名前をお付けになりますが、なぜか山には名前を付けないことがあるようです。おもしろいですね。
名もなき山にも三角点はあります。眺望も素晴らしいです。
名もなき山には自然林が残っております。
私達は「歩くこと」を楽しんでいます。
山の名前を聞いたことがなくてもベテランリーダーダンジョーの選ぶ山を、選ばれた季節に歩くことを楽しんでおります。
名もなき山で道なき道。
ややこしいですか?
とても楽しいんですよ。笑
おしまい
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