南竜ヶ馬場ソロテントで白山と別山へ
別山へのチブリ尾根の道が落石で通行止ということで、頑張って砂防新道を登り青山つばさソロテント村は南竜ヶ馬場キャンプ場で。
悪天予報でしたが雨は降らず快適に上がることができ、標高2000mの高原は花も盛りで素晴らしい一言。
二日目は濃い霧と雨でぎりぎりまで出発を遅らせたものの回復せず、嵐の白山ひとまわりとなりました。
展望歩道を登り室堂でひと息入れて風雨の山頂に立ち、雪の残るお池めぐりの後は室堂で昼食を取りトンビ岩歩道を下りました。
断続的に続く吹きなぐりの雨で大変でしたが、クロユリはじめ多くの花が咲き乱れ素晴らしいものでした。
やれやれとキャンプ場で慰労会をしていると、西の空の雲が切れ夕焼けに。
三日目は好天の朝を迎えることができ、別山往復後砂防新道下山です。
油坂を上ったところでご来迎、東の空には来月例会の乗鞍岳はじめ北アルプスの山並が姿を現します。
こちらも多くの花が咲き別山がヤセ尾根の先に雄姿を見せ、登高欲をかきたててくれます。
天池に憩った後は大屏風の稜線を楽々こなして別山山頂へ。
360度の大パノラマを堪能した後は、御舎利山へも立ち寄りながら花のおさらいです。
昨日登った白山を正面に見ながらで気分は最高。
渡渉の後の登り返しも難なくこなして南竜ヶ馬場へ戻り、テントを乾かしながら昼食を取り、砂防新道を一気に下山です。
重い荷、悪天の白山、長丁場の別山往復と大変でしたが、それを乗り越えて頑張れたことでまたひとつステップアップ、オールラウンドな山とのつきあいをめざすリーダーダンジョ―的にも仲間が増えて嬉しい限りです。
皆さんお疲れさまでした。
来月例会は乗鞍岳千町尾根再スルー、多くのチャレンジャーをお待ちしています。
貸し切りの御池岳
6月例会は国道通行止めのため三重県まわりで鞍掛峠から遅いスタート。
雨予報のせいか駐車する車も人影もなく、快適な登山道を足取りもよく昼前には鈴北岳へ。
風が強いのでケモノミチルートで真の谷源流へ下るが苔むしたカレンフェルトは朝までの雨でしっとりと濡れて腰を下ろす場所がなく、御池岳山頂への道を少し登ったバイケイソウの花園で昼食を取りました。
午後は時折雨がぱらつきましたが大したことはなく、山頂からボタンブチ、奥の平と鹿たちが走り回る貸し切りの山上をひとまわりしてから、一面苔の真の谷へ下り至福のコーヒータイム。
気分よくコグルミ谷コースを下山しました。
池が点在するカルスト台地では幻想的な風景が次々と現れ、雨もまたよしということでいい山歩きができました。
5月例会は東大台・西大台をひとまわり
大石、朝宮、和束、笠置、柳生と進み、大宇陀かぎろいの丘で昼食を取り、吉野、川上とカントリーロードをひた走り、ソロテント村の舞台和佐又山へ。
設営も済ませて足慣らしに和佐又山に登りましたが、寒冷前線接近で間近に聳える大普賢岳はガスの中でした。
夕方から雨が降り始め風も強くなり夜半に前線通過。
朝にはすっかり天気は回復し快晴となり、意気揚々と大台ヶ原へ向かいましたが、途中からの大峰の山並みは素晴らしいものでした。
ビジターセンター6:30からまず東大台を時計回りで進み、山頂で熊野灘絶景を楽しみ、強風の合間に大蛇嵓へ立ってセンター10:00へ戻りました。
西大台はまずレクチャーを受けてゲート10:30通過し、こちらは反時計回りに進み、七つ池、開拓跡、逆峠手前の展望ポイントで昼食。
しっとりとした原生林の若葉や苔を見ながらの細道歩きはいいもので、展望ポイントからの景色も歩いた場所であり親しみがわいていいものでした。
帰路も快調なペースで進みゲート14:30通過で、巡視員さんも驚く青山つばさ隊ということでゴール。
みなさん、お疲れ様でした。
4月例会は青葉山へ
東舞鶴インターから丹後富士青葉山めざして登山口の松尾寺へ。
この寺は西国札所29番霊場で手を合わせた後は、本堂脇から登山開始です。
天気も上々、若葉の森もさわやかで急坂もなんのその。
大岩の山頂(西峰)で絶景を楽しんで早めの昼食、青山コーヒー付きです。
イカリソウやイワカガミ、スミレが咲き乱れる東峰への縦走はこの山のハイライト。
立派なハシゴ、ロープのおかげで快適な岩稜歩きが楽しめます。
西峰より1m高い東峰からは立派なブナ林の下りとなり馬の背を経て高浜海岸展望台へ。
この時期珍しく海霧が押し寄せて残念でしたが、冷たいつばさデザートでまたまた至福のひと時をすごすことができました。
高野集落へ下り、棚田と青葉山を眺めながら今寺を経て車を置く松尾寺までウォーキング。
車で高浜海岸へ立ち寄り、今度は若狭富士青葉山の雄姿を見届けて帰路につきました。
登った山を後で見る気分は最高です。
次回例会は5月3日4日和佐又キャンプ場ソロテント泊大台ケ原で、西大台東大台をひとまわりするスペシャルプランです。
七々頭ヶ岳から雪を求めて中河内の山へ
先日の雪も湖北にはあまり降らなかったようで七々頭ヶ岳菅並側も予想以上に雪なし状態、こうなったらここしかなしということで中河内へ。
スノーシュー初めてという人もいて、七々頭と同レベルということでベルクスキー場跡からショガ谷ノ頭に登ることに。
谷間で雪が残る林道を進み、ヘアピンショートカットでさっそくトレーニング。
登り切ると下谷山上谷山が出迎えてくれ、意気揚々と尾根を伝ってショガ谷ノ頭へ向かう。
予想以上に天気もよくなり、上谷山を望む山頂では青空の下で楽しい昼食。
山ではこれが最高のごちそうで、元気よく稜線を南下しショガ谷左岸尾根を下る。
雪はすぐになくなったが、トレーニングのかいあって藪をかき分けケモノ道を追って一気に国道へ出ることができた。
おつかれさまでした。
スタートは遅れたものの快調なペースで下山は予定通りということで、帰路は中河内ザゼンソウを見て、安曇川藤樹生家跡で休憩するという余裕の展開に。
来月例会は4月23日(日)若狭富士青葉山、これまた山、自然、旅&スピリットと盛りだくさんな内容となりますのでご期待下さい。和邇駅8:00集合ですので多くのご参加を。